綺麗に歌を歌うという時に重要な歌い方の一つがロングトーンになります。
ロングトーンとは?
ロングトーンとは、一定の音を長く伸ばすことでフレーズの終わりやサビの最後などによく使われる歌い方です。
ロングトーンの意味
出しやすい音であれば問題なく長く音を伸ばすことができるという人は多いと思いますが、高音をキープするというのが苦手という人は多いと思います。しかし、この歌い方は比較的高音部分でよく使われることが多く、歌を歌うときの上手下手に大きく関わってきます。
ただ伸ばすだけではなく、綺麗な出し方を知っておくことでより歌を上手く歌えるようになりますよ。
ロングトーンの出し方
綺麗に歌声を伸ばすためには、発声の基本ができていることが必要です。
リラックスして喉が開いた状態であれば綺麗な声になり、体に力が入って喉が開いていない状態だと無理やり声を出したことになり辛そうな歌声になってしまいます。
また、きちんと腹式呼吸が出来ていないと声を思うように伸ばすことができず、途中で息切れしてしまうか声が小さくなっていってしまいます。
同じ音程をキープするのも難しく、自分では同じ音を出しているつもりでもブレているということはよくあるケースです。同じ音程をキープするためには喉周りの筋肉や横隔膜の筋肉を鍛えておく必要があります。
ロングトーンがうまくできないという場合には原因があります。
特によくあるのが、息を使いすぎているか余計な力が入っていることが考えられます。長く声を伸ばすためには、必要最低限の息で声を出す必要があります。また、体に力が入っているとうまく声が出なくなってしまいます。
これを改善するためには、リラックスして体に力が入らないようにしながら腹式呼吸をすることが大切です。
ロングトーンの効果的な練習法
きちんとロングトーンを出すためには、練習を行うこともおすすめです。
練習法としては、まず出しやすい音で「あー」と息が続くまで長く伸ばしていきます。同じ息の強さで音程をキープすることを意識します。
最低でも30秒ほど出し続けられるように練習していきます。30秒が難しいというときには、徐々に音が長く続けられるように継続して練習していきます。
30秒キープできるようになったら、音程を変えたり、別の言葉で伸ばしてみるようにしていきます。高音も低音もキープできるようになるのが理想です。
声を出すということは喉に負担をかけるということでもあります。練習するときには常温の水や白湯を飲みながら、リラックスして行うことが大切となります。
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