独りよがりのライブにしない!ボーカルの目線の移し方

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ライブで一番必要なことは、なんだと思いますか?

ボーカルとしてライブをする行う場合、ボーカルに必要なことは、歌唱力や声量などの「声」だけではありません。ライブ会場の観客は、ボーカルの一挙手一投足に注目しています。

今回は、その中でも特に重要である「目線の移し方」について解説していきます。

ボーカルの目線の移し方

ライブを成立させるためには観客の存在は不可欠です。ステージに上がって歌を歌っている以上、ライブ会場にいる観客に楽しんでもらえるようなパフォーマンスをしなければなりません。

声で魅了することも必要なのですが、ステージ上の演出や、ダンスを取り入れるなど、観客を楽しませたい気持ちがあれば、その方法はいくらでもあります。

実は、「目線の移し方」でも観客を楽しませることができます。

一流のアイドルのファンがよくこんなことを言っていませんか?

「この前のライブで、○○くんと目が合った!」

これは、本当なのでしょうか?実は、ほとんどが観客の勘違いです。

狙いを定める

そのアイドルが、どのような目線の移し方をしているかというと、観客全員と目を合わせようとしているのではなく、観客の誰かに狙いを定めて、その人と目が合うようにしているというのです。

そうすると、不思議なことに周りにいる観客も「私と目が合っている」と錯覚してしまうのです。

もちろん、歌を歌っている間ずっと同じ人に目線を向けているのも変ですし、たくさんの人と目線を合わせるために目をキョロキョロとさせているのも、おかしいです。

なので、この方法はふとした瞬間に使うのがポイントです。例えば、曲の盛り上がりが最高潮に達した、ラストのサビの直前に数秒間使ってみると効果的です。

会話は相手の目を見て話しなさい、とよく言いますが、歌を歌うことも、ほとんど一緒です。

ライブ会場で、目が合うという体験は、たとえ「疑似体験」だったとしても強く印象に残ります。「目線が合う」=「私のために歌ってくれている」と認識するので、そのような体験をした人は、きっとファンになってくれることでしょう。

バンドメンバーと目を合わせる

次に、バンドのボーカルであれば、バンドメンバーと目を合わせることも重要です。観客としても、ボーカルがバンドメンバーと目を合わせて楽しそうに歌っていると、安心感があります。

ライブ会場に不安な空気が流れてしまうのは、ステージの上の立つ者として、一番のタブーです。不安や緊張というのは、周りに伝染します。このような状況は、身をもって体験した人も多いはずです。

会場全体が重い空気になってしまうと、いくら良いパフォーマンスをしても観客の評価は下がってしまいます。

バンドメンバーと目を合わせ、ボーカル自身がリラックスすることで会場が安定し、真のパフォーマンスを披露することができるはずです。

最後に

ライブは、その場にいる全員で作り上げるものです。自己満足の独りよがりのライブにならないよう目線の移し方にも気を配りながら、楽しいライブをたくさん開催してください。

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