スタッカートを練習し、歌にリズムをつけよう！

歌に抑揚があり、リズムがある人は聴いている人を魅了する歌声を発揮してくれます。

一方で、どうしても聴いていて抑揚がない、あまり感動しないという演奏家さんの場合には曲にもよりますが、スタッカートなどの音楽の表現が出来ておらずそのことによって、感動出来ない音楽を披露してしまうことがあります。

それではスタッカートとはどのようなものなのかというと、簡単に言えば音楽に抑揚をつけてくれるものです。ピアノなどを習っていた人などは聞いたことが必ずあるでしょう。

ピアノなどの音楽を演奏するにあたっては、必要不可欠のものでありこれは歌にも共通しています。

良い伴奏者の方がピアノを演奏すれば音楽もとても感動できるものになることと同じように、スタッカートはとても重要なものなのですね。

まずリズムがつきます。このことからかなりの変化をもたらしてくれます。

音楽に抑揚がないケースの場合には、演奏そのものは平たく聴こえますがスタッカートを使えば、ぴょんぴょんとうさぎが跳ねるかのような強弱や音の響きがつきますので、そちらを想像してみてください。
これが原理です。

またこの上記のようなうさぎがぴょんぴょんと跳ねるような表現を意識して、演奏を行えばリズムが良くなります。

うさぎで表現を行いましたが、一つの歌の歌詞ごとに上手に区切ることによってリズム感を出します。

例えばしっとりとした音楽の場合には、このスタッカートはあまり用いることがありません。
しかし、激しいポップなどの曲の場合にはかなり用いられます。

曲にもよりますが、明るくて元気な曲ほど使用がされますし、使用をすることでわくわくした気持ちや心が躍るような演奏ができるようになります。

声に出す場合には、例えば「遠足に行く前のような子供の気持ち」になって楽しみをいっぱいに胸に膨らませ、夢を大きく想像したり楽しいことを考えて、区切りをつけて声に出せば上手な表現ができるようになっています。

これは一日ですぐにできる人もいれば、何度やってもうまく出来ない方もいますので練習あるのみです。

ステップがうまく踏める人の方が上手かもしれません。ただ運動神経は音楽そのものには全く関係がありませんが、想像として楽しいリズムを刻むこと、そして伸びやかにステップを踏むこと、これがポイントとなっています。

もしどうしてもうまく出来ない場合には、第三者の方に聴いてもらいそこからどのように出来ていないのかをアドバイスをもらうと良いですよ。