カラオケは好きだけれど、何時間も歌っていたら次の日に声が出なくなったという経験をしている人も多いでしょう。
これは歌っているときに喉を酷使しているためです。たまに酷使する程度なら問題ないと思いますが、カラオケが趣味で月に何度も行くという場合には喉を痛めてしまったり、無理に使い続けると声帯にポリープや結節が出来てしまうなどの問題が出てきてしまいます。
また、問題がなくても声帯のハリが失われてしまい思うように声が出なくなってしまうケースも考えられます。喉は消耗品ですので、そのようなトラブルを起こさないためにも痛めない歌い方やケア方法を身につけることがオススメです。
喉を痛めない歌い方
カラオケですと準備をしてから歌うのは稀です。
わざわざ準備しなくてもできそうな、簡単にできる喉を痛めない3つのポイントを紹介します。
しっかり水分を摂る
まず、歌い方としてはしっかり水分を摂るようにしていきます。1時間歌を歌うのであれば500mlの飲み物を飲むようにしていきます。
冷たいものは喉が締まってしまうため温かい飲み物がよく、お茶類は痰を切る作用があるため油分が過度に失われてしまいます。
ジュースなどは糖分が多いものは逆に油分が多くなって歌いにくくなり、炭酸は刺激になってしまうため喉に負担がかかります。このようなことから一番おすすめなのは常温の水、または白湯などがおすすめです。
特に長時間歌うときなどは水など刺激のないものを選びます。
力を抜く
また、歌うときに力を抜くのもポイントです。歌が好きな人は歌っているときに全身に力が入る傾向があります。特に首や肩に力が入ることが多いですが、この部分に負担がかかると痛めてしまいます。力を抜くことで高音も出やすくなります。
姿勢に気をつけることも重要です。姿勢が悪くなってしまうと呼吸がしにくくなり声が出にくくなります。それを避けるためにも姿勢を良くして歌うようにしていきます。
歌うということは自分が思うよりも筋肉を使います。そのため呼吸をたくさん吸って吐くことを意識するには、体幹や横隔膜を鍛えることがおすすめです。
乾燥に気を配る
空調なども乾燥しないように気をつけましょう。
歌い終わった後のケア方法
歌い終わったらきちんとケアすることも、痛めないためには大切です。
ケアの仕方としては、のど飴を舐めることが効果的です。のど飴を舐めることで唾液を出す頃で口内を潤すことができます。
それに加えてしっかり睡眠をとることが重要となります。加湿器などで乾燥させない、加湿器がない場合には濡れタオルを利用するなどを工夫をするのも効果的なケア方法です。
簡単なケア方法ですがきちんと行うことで、負担を軽減することができます。
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